前回アップしたスカボローフェアを
弾いてみて思ったのですが
私のフィーナ(Dusty strings FH26 メープル)
の音色は「明るい」気がします。
スカボローフェアは
全体的に物悲しい旋律で
一番盛り上がる部分…
(con animaという音楽記号が書いてあって
一般的には「生き生きと」
と解釈されるけど
私は「魂を込めて」と解釈している
サビといえる格好いい部分←説明長っ)
…さえも、強く速いながらも
前は悲壮感を感じておりました。
辛い戦場へ赴く戦士のような…
強く振り切る別れの心の戦いのような…
そういったイメージがありました。
ところがフィーナでここを弾いていると
なにやら爽やかな疾走感を感じます。
早馬で草原を駆けるようなイメージ。
いつもここを弾くと脳内で
ロード・オブ・ザ・リングのレゴラスが
白馬で疾走します。
(上の画像はガンダルフだが)
なんでかな?
こなれたからかな?
と思ったりもしましたが
音色の性質じゃないかな、と思い立ちました。
優しく響く低音部に
クリアに澄んだ響きの高音部
そのどちらも明るい音だからではないか。
↑
例のサビ部分は真ん中へんを弾くから、
どちらか一方が明るいというわけでもなさそう…、という
ただそれだけ推理ですが…。
他の曲を弾いていて
こう思った事はないのですが
ことスカボローフェアについては
チェルシーでもさんざん弾いたので
浮かぶイメージが違ってくるのが
なんとも面白いなぁ~と思いました。
チェルシーは素朴な
ポロン、ポロン、という音なので
重厚な悲壮感とかいうのはないですが
素朴さがまた悲しい…みたいな感じで
明るい音、という印象はなかったです。
参考までに…懐かしの動画です。
ほかのダスティストリングスのハープとは
弾き比べてないですし
メープルという材質もまた
明るい音を奏でそうなイメージなので
(色のせいかもしれないけど)
FH 26のなかでも
私のフィーナはそうみたい、というだけですが。
たくさんハープを保持されている
プロのハーピストの方々って
どう弾き分けてるのかなぁー?
と思ってましたが
この曲を弾くならこのハープ、みたいに
こだわりが出てくる気持ちが
もしかしたら少しだけ分かった気がしました。
たぶん。
それより上達すればまた
かわってくるかもしれません。
どうも私がひくと
キンキンしてきこえるので…(;_;)
いい音出したい…
青山ハープのホームページには、メープル材は、「音色は硬めで、音が届きやすい性質があります」とあります。
私のグランドハープもメープルで、私の印象では「音が明るくて少し硬くて音が通る」という感じです。
もっとも、同じ機種の材質違い(ウォールナット)と弾き比べた訳ではないのですが。
私のアイリッシュハープはウォールナットで、丸みのある温かい音、という感じですが、楽器の大きさから弦の材質から違うので、分かりませんね。
青山ハープのホームページにウォールナットは「音色は柔らかめ」と書いてはあるのですが、
私の先生は、(グランドハープの同じ機種同士でメープルとウォールナットを比べて)「そこまで違わないかも」とおっしゃっていました。
「白を持っているプロのほうが多いよ。(茶色より)ドレスと合いやすいって理由で。赤いドレスでも合うし」とおっしゃってて面白いなと思いました。
多分人によるのでしょうね。材質とその音色にこだわる方はこだわるような気がします。
チェルシーハープとフィーナさんでは作りが違うと思うので、音色の違いはそこも大きいような気がしますね。
キンキンして聞こえるというのは、フィーナさんでしょうか?
動画ではそうは感じないです。
弾いていて耳元で聞くとそうなのでしょうか。
con animaの表記があるのは、フィーナさんの動画でいうと、2:05あたりでしょうか?
私は、ここからケルトっぽい感じで一層好き、と思っていたのですが、
具体的なイメージ(レゴラスが白馬で駆けていく)が浮かぶというのも、弾いていてきっと素敵なのでしょうね。
>con animaの表記があるのは、フィーナさんの動画でいうと、2:05あたりでしょうか?
そうですそうです。ここ、格好いいですよね、本当に好き!そしてドドッドドッと駈けるレゴラスなんです(画像見つからなかったけど~)。
マートルさんがお持ちなのはウォールナットのアイリッシュハープなんですね。ウォールナットは色が濃いから暖かい音がでそうなイメージがあります。雑すぎるイメージですが…濃い方が暖かい重い音で、薄い色は軽く明るいイメージです。全然引き比べた事はないです…。ちなみに動画で引き比べを聞いても私には違いはまだわからないです…。
塗装されたハープも素敵ですよね。ドレスに合わせて選ぶって貴族的で憧れちゃいますね。キンキラキンのは音色も違うのかしら~。
アマチュアの方で、ゴールドのグランドハープをお持ちの方は、私の知る限りではほとんどいないようで、「プロ向け」みたいな暗黙の了解があるのでしょうか?
ハープ人口が増えたら、それも変わってくるのかもしれませんね。
レッスンの時、先生のゴールドでさせて頂いて、素晴らしい音でしたが、お値段もものすごいようです👀
すごーいすごーい。ただの見た目だけじゃなかったー!
見た目通り華やかな音になるっていうのも面白いですよね。
裕福な方は裕福な音色を奏でられるのだ。
(悲しくなってきた…!)
でも見た目が素敵すぎるゆえに、装飾のために置かれている金のハープも世界にたくさんありそうですね~。
なにせ出会う機会もそうそうないので、いつか触ってみたいものです。音の違いが分かる位には上達してから!