先日、ハープを愛するお仲間(と勝手に呼ばせていただき…)のマートルさんから
とっても興味深い事をコメントで教えていただいたので、ご紹介しつつ考えてみたいと思います!
(前略)ところで、フィーナさんのレとソのレバーだけを上げて、ほかのレバーは下げたままにして、グリッサンドをすると、「わぉ~( 〃▽〃)」と美しい響きですよね。
A♭のコードグリッサンドになっているらしいです。 異名同音を作ることで。(レのレバーを上げてレ♯、隣は元々ミ♭なので、同じ音、というように。)
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「A♭のコードグリッサンド」の意味も分からないままに、言われた通りやってみました…。
わ!わぉ~( 〃▽〃)!!
たしかに!
元々グリッサンドの音はキレイだと思ってるので、そんなに変わらんと思ったら、けっこうな「わぉ~!!」音が出ました。
イメージは、魔法を使う時に出る音です。
念のため言いますが
ハリー・ポッターが攻撃魔法を出す時の音じゃなくて
ビビデバビデブ~♪な魔法でカボチャを馬車にする時の音のイメージです。
さて、ソとレのレバーを上げたのだから…
ド・ミ♭・ミ♭・ファ・ラ♭・ラ♭・シ♭・ド・・・
と弾いてるわけですよね。
ド・ミ♭・ファ・ラ♭・シ♭
同じ音をカットして、これが魔法の音の正体ということですね。
これがA♭のコードグリッサンド…
コードとは和音…くらいしか分からない(覚えてない)ので
本やネット検索で少し調べましたが
難しくて分かりませんでした…(ガーン!)
ええと、基本から考えよう。
ドミソがCメジャーというコードである。
そこにオマケがついたり展開したり色々変化する…。
くらいなら
ピアノちゃんで読んだ気がする。
近づいてみよう。
Aメジャーがラド#ミで
A♭メジャーがラ♭ドミ♭。
あ、近いぞ。
魔法のグリッサンドは
これにファとシ♭もついてるから
こういう和音はなんと呼ぶのかな、
と調べようと思ったら
A♭(=G#)のコードだけで20個以上出てきたのでヒョーィと断念しました。
今日のところは許してやろう。
命拾いしたな!
(自分に言ってます)
とにかくレとソのレバーを上げると素敵なグリッサンドが鳴ります。
(なんとひどい!教えてもらった事より情報が減っている…!)
(中略)ピアノでもグリッサンドできますが、鍵盤を順番に弾くことになり、音階になりますよね。
ハープでは、異名同音を作ることで、和音(コード)のグリッサンドができる、ということらしいです。 私は、ハープを始めて、「ピアノって良くできた楽器だなぁ(わざわざレバーやペダルで半音を変えなくても、黒鍵があるから)」としみじみ思ったのですが、でもこのコードグリッサンドは、ハープならでは!らしいです。 前回書いたように、普通に弦をはじいて弾く時もお洒落コードを使えるし、グリッサンドでもコードを作れる、ってことですね。
↓
おおおー!!
まだ全部わかった訳じゃないけど…
「ピアノは最強だけど、頑張ればハープでも近付く事はできる」
と考えてた私にとって
「ハープにしかできない」
ってすごい事です!!
うーん、これは感激ですよ。
何かこれを使って
すごい曲やりたいですね~。
さっきのコードだけで作られた曲なら
曲の間中伴奏はグリッサンドしてたりしても
音楽になるわけですよね。
うるさいか。
でもピアノにはできないよーんって
優越感が感じられますね。
おおお~!
大昔からハープはあるから、そういう曲は既に存在してるかもしれませんね。
「ハープのための」みたいなタイトルついてたりしそう…。
とにかくもハープの可能性が広がって、ワクワクしました!
そして、もーちょっとコードの勉強したほうがよさそうっ(汗)!
マートルさん、本当にありがとうございました。
頑張ろう~!