2020年01月07日

移調の簡単テクニック

リュートハープで弾いてみた
千と千尋の、いのちの名前。
あれは一番下のドの弦まで使ったので
移調しなければチェルシーでは弾けません。

リュートハープが届いて、まず
チェルシーで練習した『シーベックシーモア』を弾いてみたのですが
この曲は、3つ音を下げるだけで
そのまんま弾けました。

シーベックシーモアは、チェルシーでは♭ひとつのヘ長調。
それが音を3つ下げるとハ長調になる。
という謎の法則があるようです。

♭ひとつ
↓音を3つ下げる
記号なし

これを逆にすると

記号なし
↓音を3つ上げる
♭ひとつ

ということですから
ハ長調の『いのちの名前』は
チェルシーでは♭をひとつつければいいだけなのだ!
ラッキー!

と思って弾いてみたら、後半の臨時記号でつまずきました。

リュートハープはレバーがないのでジャベなぞ作って無理矢理弾いたけども
臨時記号がひとつの音ならいざ知らず
あの曲ならレバーで対応する方が良さげ。
まとまって臨時記号が続くのだ。
15783198475742216319935892855353.jpg
↑分かりにくい手書き譜ですみません…。
とにかく
一部分に臨時記号が集中しているので
一度にレバー上げて、ゾーン越えたらレバー戻せばいいので、楽なはず。

だからこそチェルシーでも弾きたいと思ったのだが…ここで問題が。

問題のゾーン、リュートハープでは
ソ、ソ#、ラ#、と速く続くのだが
これがチェルシーで3つ上げると
ド、ド#、レ#、となり
ド→ド#のレバー変更を弾きながらやることになる。

しかもその流れでド#→ドと戻ってくる。
全然レバー操作では間に合わないタイミングで、無理なのですよ。

ここで諦めるのは悔しい。
他の調にすればどうなのか。
例えば上の音はまだ余裕があるから
4つ上げるとかはどうだろう?

と思って調べてみましたら
意外と簡単な法則がありました!

…………………
☆音を1音高く移調すると、♯が2つ増える。♭は2つ減る。
☆音を1音低く移調すると、♭が2つ増える。♯は2つ減る。
☆音を1音半高く移調すると、♭が3つ増える。♯は3つ減る。
☆音を1音半低く移調すると、♯が3つ増える。♭は3つ減る。
 ………………

ということですよ。
まぁなんだかややこしいけど
法則があるなら従えばいいだけ。

この場合の1音は全音ということなので
ドからファに上げる時は単純に3つとは数えない。

ピアノの黒鍵を想像して…
ドからレは間に黒鍵あるから→1音
レからミも間に黒鍵あるから→1音
ミからファはないから→半音
足して、2音半。

1音上がると、♯が2つ増える
更に1音半上がると、♯は3つ減る
んだから足して、#はマイナス1=♭1こ

おお!
記号なしから音を3つ上げたら♭ひとつになった!
やっぱりハ長調から3つ上げるとヘ長調で正解だったのだわ!

ではもう一個上げてみよう。
ファからソは間に黒鍵あるから1
1音上がると、♯が2つ増えるから
♭1+#2=#1
#ひとつはファ#と決まってるからト長調になるわけね!

すると例のゾーンは
レ、レ#、ミ#…つまり
レ、ミ♭、ファとなるので
普通にレバー操作で間に合う!

おおおー!
すごい、できたー!!

あ、文章じゃ何言ってるか
全然分からなかったかしら…
伝えるの下手でごめんなさい…。
わたしはハープひきながら書いてるので
自分では分かりました。
とにかく解決しましたよ。

チェルシー版いのちの名前は、ト長調!

…うへ、レバー4つ上げるやつだ。
やだなぁ。
慣れてないせいか感覚的に難しいなぁ。
ヘ長調が良かったなぁ。

でももう一個音を上げたら…
ひぇ、#3つになるのか、もっとひどい!
ト長調でがんばるしかないかー。

(後日追記)
ここでは算数的に数えてますが
あとで娘のピアノの先生にお聞きしたところ
音楽では何度で数えるから
たとえばチェルシー(ファから)とリュートハープ(ドから)の音域は、3つずれているけど4つ(4度)と表現するそうです。
うーん!ややこしい!
posted by aya at 12:00| Comment(0) | 楽譜・伴奏作り | 更新情報をチェックする